関東まで梅雨入りをして、東北もいよいよ梅雨入り秒読みでしょうか?

ただ、個人的には梅雨にならないで欲しいです。

こんにちは、自称 雨男のサービス営業グループの奈良岡です。

 

さて、今回は最近注文も急増しており、欧州車で多く採用されているEN規格のバッテリーのお話です。どちらかと言えば、自動車業界の方向けのお話かもしれません。(とは言え、難しい話ではございません。)

 

「なんだ、外車のバッテリーの話か。ページを閉じよう。」そう思われた方、待って下さい!

皆さんが毎日見ている日本車の話です。特に、トヨタの売れ筋の車両の多くに搭載されているバッテリーの話です。

今日、ここを読んで頂ければ、(日本版)EN規格のバッテリーに関して、周りの方から一歩リード出来るはずなので、最後まで読んで頂ければ幸いです。

 

 

皆さん馴染みのあるバッテリーと言えば、「40B19L」や「75D23L」などの、いわゆるJIS規格のバッテリーではないかと思います。

ボンネットを開けて、40B19Lが搭載されていると、ホッとしますね。「恐れる事は無い、何度も戦ったことのある40B19Lだ!」と安心して交換できたはずです。

ところが、最近の車の一部(特にトヨタ車)に搭載されているバッテリーを見てみると、「LN0」や「LN1」「LN2」というような見たことのないバッテリーが搭載されていて、パニックになった方もいらっしゃるかもしれません。パニックのあまり「うちは一見さんお断りです」とそっと閉じていた方も、今後は閉じなくても大丈夫です。

 

その「LN0」や「LN1」などが今回の主役(日本版)EN規格のバッテリーです。

(そもそも、欧州車で採用されているEN規格が日本車に採用される背景には、車両の輸出などが関係しているようです。その他、重心を低く抑える効果もあるそうです。)

純正でEN規格バッテリー搭載の車両には、従来のJIS規格のバッテリーは搭載出来ません。バッテリーの外形寸法や固定方法が全く違います。

規格1

規格2

この日本版EN規格のバッテリーは、わかりやすく言うと、

 

「外形寸法は欧州のEN規格。中身は日本のJISに則った造り。」だと、個人的には認識しています。

 

日本より寒い地域の欧州のバッテリーは、始動性能(高CCA値)が求められます。

対して日本は温暖かつ渋滞ちょい乗りが多い為、始動性能よりも、液枯れのリスクに対応する必要があります。日本の風土に合わせる必要があるという事ですね。

細かく書くと、「340LN0」や「355LN1」などの性能ランク等の表記もございますが、今回は割愛させて頂きます。

地図

液枯れ

当然ながら、当社で扱っているGSユアサバッテリーにも、自動車メーカーとの共同開発によって、この液枯れのリスクにも対応し、さらに厳しい純正搭載バッテリーの基準をクリアした商品がラインナップされています。※ちなみに国内新車搭載シェアNO.1

 

それが エコ・アール ENJ シリーズです。

EN規格の「EN」に、ジャパンの「J」で、ENJ(イー エヌ ジェイ)です。

ENJ

 

カタログデータはこちら

https://gyb.gs-yuasa.com/assets/data/catalog_enj-2.pdf

 

トヨタの純正にも採用されているバッテリーです。品質にも自信があります。

適合車種のバッテリー交換の際は、是非日本版EN規格の「ECO.R ENJ」をご指名下さい。

 

 

いかがでしょうか?

日本版EN規格のバッテリーについて、多少は理解が深まったでしょうか?

今回書いていない内容も沢山ございます。人気であればまたこのようなカタチでブログを書いてみたいと思います。

 

ではまた。